成人式に備えて、振袖のレンタルか購入を検討している方は多いでしょう。

その際に悩みがちなのが、ヘアメイクと着付けをどこでやってもらうかということです。

ヘアセットは美容師、メイクは自分で、着付けは購入したお店で…など、分けることもできますが、まとめてしまうのがおすすめです。

この記事では、成人式のヘアメイクをどこで準備したら良いのか、費用はいくらかかるか、成人式当日に用意すべきものは何かなど、詳しくご紹介します。

 

 

 

成人式のヘアメイクと着付けは一つのお店で済ませるべき？

ヘアメイクと振袖の着付けは、同じお店でしてもらうのがベストです。

確かに、メイクはセルフで、ヘアセットと着付けを別々のお店でおこなう方もいますが、成人式当日はバタバタしがちで、成人式に間に合わないリスクがあります。

早朝にしかヘアメイクや着付けを予約できないパターンだと、時間だけでなく気持ちにも余裕を持ちづらいでしょう。

また、ヘアメイクのために着慣れない振袖を着て移動するのも、ヘアメイク後に別のお店で振袖を着付けてもらうのも大変です。

特に、送迎がない場合は、振袖とヘアメイクのどちらかを整えた状態で公共交通機関を利用することになり、移動中も落ち着かないはずです。

振袖やヘアメイクに問題が生じたときにすぐ対応してもらえるように、1つのお店で全て完結する方が良いといえます。

 

ヘアメイクと着付けが一緒にできる場所とは？

ヘアメイクと着付けを一緒にしてもらえる場所の主な選択肢は、下記の通りです。

 

振袖レンタル店

振袖をレンタルするのであれば、振袖レンタル店がおすすめです。

振袖レンタル店では、ヘアメイクと着付けもおこなってくれるお店が珍しくありません。

振袖のレンタル、ヘアメイク、着付けが1つの店舗で完結するため、特に時短になります。

また、振袖を豊富に取り扱っているという大きなメリットもあり、理想の振袖を探している方はぜひ検討してみてください。

 

 

ホテル

宿泊もするのであれば、ホテルがおすすめです。

結婚式場としても使われる大きなホテルであれば、振袖のレンタルと、ヘアメイクや着付けなども承っていることがあります。

振袖の数は少ないものの、宿泊予約までまとめておこなえる点では便利です。

前撮りに対応しているホテルもありますが、割高なことがあり、注意が必要です。

 

写真館・フォトスタジオ

写真を第一に考えるのであれば、写真館やフォトスタジオがおすすめです。

振袖をレンタルでき、ヘアメイクや着付けまでをお願いできることもあります。

写真館やフォトスタジオは、前撮りができ、プロのカメラマンによる本格的な写真撮影をしてもらえるのが大きなメリットです。

前撮りで使用した振袖をそのままレンタルすれば、成人式当日も同じように着られるため、イメージの差も生まれにくいです。

ただ、写真撮影にかかる費用が高めで、人気のお店は予約が取りにくいというデメリットがあります。

 

美容院

ヘアメイクを重視しているのであれば、美容室や美容院がおすすめです。

ヘアメイクだけでなく、着付けも対応しているお店は意外に数が多くあります。

現役の美容師がいるため、特にヘアセットに関しては期待が持てるでしょう。

振袖のレンタルにも対応しているお店もありますが、レンタル可能な店舗数は少なく、取り扱っている振袖も少なめなことに注意が必要です。

 

出張サービス

どうしても時間が取れないという方には、出張サービスがおすすめです。

出張サービスは、プロを自宅やホテルなどに招き、ヘアメイクや着付けをしてもらうサービスのことです。

指定の場所で準備できるので、時間がなくバタバタするのが嫌な人や、忘れ物が心配な人などに向いています。

ただし、割高な出張費がかかるのはデメリットといえるでしょう。

また、レンタルや購入などで、事前に振袖を用意しておく必要があります。

 

成人式当日、ヘアメイクや着付けに必要なものは？

ヘアメイクや振袖の着付けに必要な道具は、下記の通りです。

 

• 振袖
• 肌襦袢（肌着）
• 長襦袢
• 腰紐
• 伊達締め
• コーリンベルト
• 衿芯
• 半衿
• 伊達衿（重ね衿）
• 帯（袋帯）
• 帯板
• 帯枕
• 帯揚げ
• 足袋
• 帯締め
• 草履
• バッグ
• タオル
• ショール
• 髪飾り（生花の場合は下処理必須）
• メイク道具（こだわりがある方、敏感肌の方など）
• ヘアセットやメイクの参考になる写真

 

必要なものはお店によって違うため、何が必要かはあらかじめ聞いておくと良いでしょう。

なお、ヘアセットに必要なヘアピンやヘアゴム、スタイリング剤などは、お店が用意してくれるのが基本です。

メイク道具も、ほとんどはお店で用意してもらえます。

しかし、メイク道具は、こだわりがある方や、敏感肌で肌荒れが心配な方などは、持参するのがおすすめです。

 

 

ヘアメイクと着付けの予約はいつまでに済ませる？気になる費用は

ヘアメイクと着付けの予約は、成人式の1週間前には終えておくのが望ましいです。

お店によっては成人式の1年前から予約を開始し、成人式の2日前まで受け付けているところもあります。

しかし、当日に飛び込みで対応してもらえることは、ほとんどありません。

また、2日前まで受け付けている場合でも、ギリギリだと早朝の時間帯に回されることもあるため、早めに予約を取ることが大切です。

費用の相場としては、ヘアメイクが5,000～20,000円、着付けのみが8,000～10,000円、ヘアメイク＆着付けで20,000～30,000円ほどです。

出張サービスを利用する場合には、さらに出張費用がかかるため、しっかり確認をおこないましょう。

 

成人式当日、ヘアメイクと着付けには何時間かかる？

お店に到着してからヘアメイクと着付けを終えるまでに、1時間半から2時間半ほどかかります。

時間は、髪の長さやヘアセットの難易度などによって増減します。

また、成人式当日はトラブルが起きることもあるため、注意が必要です。

着付けに必要な小物の持参を忘れて取りに戻ったり、道路の混雑に巻き込まれてヘアメイクと着付けの開始時間に遅れてしまったりということもあり得ます。

当日は遅刻しないよう、余裕を持って自宅を出発し、早めにお店に到着しておくと良いでしょう。

 

成人式に選びたいヘアスタイル

成人式で、振袖に合わせたいヘアスタイルは、大きく分けて2通りです。

 

アップスタイル

振袖に合わせるヘアスタイルの定番は、アップスタイルです。

髪を上げるヘアスタイル全般のことで、お団子やポニーテール、シニヨンヘアなどが代表的です。

髪を高い位置でまとめることで、顔周りがすっきりして明るく見える、うなじが美しく見えるなどのメリットがあります。

きっちりまとめるとフォーマルな印象になり、ゆるくまとめると華やかで柔らかい雰囲気が出ます。

ツイストアレンジや編み込みを加えて、おしゃれな印象を演出することもできるため、使い分けると良いでしょう。

アップスタイルは定番として定着しているため、違和感なく無難にまとめたい方や、ヘアスタイルに迷ってしまう方におすすめです。

 

ダウンスタイル

もう一つ検討したいのがダウンスタイルです。

ダウンスタイルとは、髪を下ろすヘアスタイル全般を指します。

髪を下ろすことで、目立ち過ぎず、上品な印象を与えられるのが特徴です。

ローポニーテールや、一つ結びにお団子をいくつも作るキャンディヘア（タマネギヘア）、上だけ結わえるハーフアップなど、さまざまなアレンジがあります。

結婚式ではアップスタイルが推奨されることが多いので、成人式だからこそ挑戦しやすいヘアスタイルともいえるでしょう。

髪飾りを使えば、華やかさと個性を演出することもできます。

アップスタイルに挑戦するのが不安な方や、ショートヘアやミディアムヘアなどでアップスタイルが難しい方におすすめです。

 

成人式のヘアメイクを成功させるポイント

ヘアメイクを依頼するときには、イメージを具体的に伝えることが大切です。

ヘアセットやメイクをおまかせしてしまうと、仕上がりが自分の理想と違ったり、納得できなかったりするかもしれません。

「可愛く」、「大人っぽく」、「上品に」などの表現は曖昧で、口頭だけでは十分に伝わらない原因になります。

そのため、理想のヘアセットやメイクがある場合は、資料となる画像を持参することで、失敗を防ぐことができます。

また、振袖の華やかさに合わせて、メイクは濃くするのが一般的です。

プロにおまかせする場合でも、「アイラインは薄めにしてほしい」や「濃すぎるメイクは避けたい」など、要望がある場合は、はっきり伝えておくと良いでしょう。

 

成人式のヘアメイクと着付けは振袖レンタルがおすすめ

さまざまな選択肢がありますが、成人式にヘアメイクと着付けを一緒にしてもらうのであれば、振袖レンタルのお店がおすすめです。

振袖一式と和装小物をレンタルでき、ヘアメイクと着付けまでできるお店であれば、1つのお店で全てを完結できます。

それにより、移動の手間を省き、予約の漏れも防げるので安心です。

また、振袖を購入するよりもお手頃で、振袖を何度も着る予定がない方にとっては、費用を抑えられるメリットがあります。

費用が抑えられた分を、オプション費用に充てて、より豪華に着飾ることもできます。

なお、振袖レンタル店を選ぶ際は、遅刻しないように成人式会場からあまり離れていないお店を選ぶことが大切です。

 

成人式は振袖Fe.memeの振袖でお迎えください

この記事では、成人式のヘアメイクをおこなえる場所や、ヘアメイクの費用、当日用意すべきものなどについて、ご紹介しました。

「ヘアメイクと着付けは別々のお店で…」という方もいますが、成人式はバタバタしてしまいがちです。

時間や気持ちの余裕を持つためにも、ヘアメイクと着付けは、一つのお店でしてもらうのがおすすめです。

振袖Fe.memeの振袖は、さまざまな振袖レンタルのお店でレンタルできます。

成人式に相応しい素敵な振袖をお探しの方は、ぜひこの機会に振袖Fe.memeの振袖を検討してみてください。